当店WEBをご覧の皆様は、専門店でのフィルム施工を検討されている方がほとんどでしょうが、「カーフィルムは安いにこしたことはない」とお考える方もいらっしゃるでしょう。しかし”安いフィルムほど高くつく”というのが現実です。
まず、量販店やネット等で販売されている安価な「カット済みカーフィルム」は、優良な専門店が扱うようなメーカー品のフィルムのように「ハードコート処理」が施されていないので、非常にキズ付き易く拭くたびにキズが付き視界が悪くなります。
それにメーカー品のフィルムは5年経っても殆ど”褪色”しないのに比べ、安価なフィルムは、1~2年で色が薄くなり変色し始めてしまいます。これはメーカー品のようにフィルム自体に着色している「原着」ではなく、糊を着色してフィルムに色を付けているからです。
さらにフィルム自体の厚みが薄いため、折れやすく、糊の層も薄いので、小さなゴミの混入でも気泡がすぐできてしまいます。
たとえキレイに貼れたとしても、剥がれやすく、熱によるフィルム伸縮の繰り返しや、安価な糊の使用による化学変化により、バブリング(大きな気泡だらけになる状態)が短期間のうちに起きてしまうことが多くあります。
バブリングが起こると、見栄えが悪くなるばかりか視界が悪くなり、運転に支障きたします。そうなるとフィルムを剥がすしか方法はありません。
残念ながらバブリングが起こったフィルムは簡単に剥がす事が出来ません。下手に剥がすと、ガラスに埋め込まれた電熱線ごと剥がれてしまう恐れがあります。自身でキレイに剥がすには、特殊工具と特殊溶液と根気が必要となり、
専門店に依頼すると、剥がし代だけで¥20.000以上かかる場合もございます。
”あとで高くつく”のが「カット済みカーフィルム」と言えます。
細かいことは気にしない、長く乗らない、とにかく安くフィルムを貼りたい、
という方には、「カット済みカーフィルム」で良いのかもしれませんが、
大事に長く乗る車であれば、やはり「専門店」でのフィルム施工が一番です。